フリーランスという働き方はここ数年で急速に浸透し、いまではメジャーな働き方の一つになりました。
フリーランスとして働ける職種は数多くありますが、プログラマーとして活躍しているフリーランスも多いです。
本記事では、フリーランスのプログラマーが請け負う仕事の他、報酬、さらにはワークスタイルについても解説していきます。
目次
フリーランスのプログラマーの仕事
実は、フリーランスとプログラマーの相性は抜群なのです。
フリーランスとは企業や公的機関に属さず、自分のスキルをウリにして稼ぐ働き方です。
この働き方の最大のメリットは好きな時間に、好きな場所で働けるところにあります。
プログラマーも納期までに仕事を終えることができるなら作業をいつ、どこで行っても構わない部分があります。
「フリーランス」という言葉が広く浸透する前から、多くの企業が自社のプログラマーに在宅ワークを認めたり、出社時間を設けなかったりといった柔軟な働き方を採用していました。
プログラマーとしてフリーランスで働く場合は、自分自身で仕事を受注する必要があります。
クライアントが個人の場合もあれば、企業の場合もあります。
いずれにおいても仕事内容は変わらず、ウェブサイト、アプリ、電子機器、セキュリティシステムなどの制作・開発を基本的に行います。
フリーランスプログラマーの仕事の受注方法
企業務めの経験のある方、人脈がある方はコネクションを利用して仕事を受注できます。
一方、仕事において期待できる人脈のない方は、自分自身で企業に直営業をかけたり、クラウドソーシングサイトで仕事を探したりします。
実績ゼロの状態で、企業に営業しても、仕事はほぼとれません。
未経験の方、実績の少ない方は、クラウドソーシングサイトなどで一つずつ仕事を獲得することからはじめましょう。
フリーランスプログラマーの報酬
フリーランスのプログラマーの報酬は、案件やプロジェクトごとに価格が設定されていることがほとんどです。
フリーランスのプログラマーの年収は、人によって異なります。
年収1000万円を超える方もいらっしゃいますし、年収200万円に満たない方もいらっしゃいます。
この差は、扱える言語の種類・数、取引業績、営業力などによるところが大きいです。
とはいえそれでもフリーランスのプログラマーとして、年収300万前後稼ぐことはそう難しくないでしょう。
フリーランスプログラマーのライフスタイル
フリーランスのプログラマーは、勤務時間も休日もたいてい自由に決められます。
基本的には、約束した日時までに、受注した仕事を完了させます。
案件の内容や取引先によっては、会議やシステムのテストなどで出社が求められることがあります。
こうしたケースにおいては、アポをとった日時に依頼先へ出向くことになります。
フリーランスのプログラマーと一言でいっても、請け負っている仕事によってライフスタイルは大きく異なります。
難易度が高く、大きな仕事を請け負っている時期は朝から晩まで休日返上で仕事になります。
逆に請け負っている案件が少ない時期は、プライベートの時間を楽しみながら仕事を行います。
自分がどれだけ仕事を入れるか?どのように仕事を受けるか?などで大きく生活が変わってきます。
やりようによっては週3日だけ働いて後は旅行に行く、1日5時間だけ働いて後は趣味に精を出す、なんて優雅な生活も可能でしょう。
フリーランスのプログラマーの働き方
フリーランスのプログラマーには、在宅型と常駐・派遣型という2種類の働き方が主にあります。
それぞれの働き方をみていきましょう。
在宅型のプログラマー
プログラマーの仕事は、案件によっては完全在宅も可能です。
クライアントとはメッセージでのみやりを行い、互いの顔を知ることなく、仕事が完結する案件も少なくありません。
こうした案件であれば、完全に自分のペースで、好きな時間、好きな場所で働けます。
案件によっては、在宅で基本作業を行うが、時と場合によっては出社を求められるものもあります。
たとえば、作業は自宅で完了させ、システムのテストをクライアント先で行うといった案件などです。
とはいえの場合でも殆どは自宅で完結できるので、人と会うのが嫌いだったり1人が好きな方には向いてる働き方でしょう。
常駐、派遣型のプログラマー
フリーランスのプログラマーのなかにも、クライアントの企業に毎日出社している方もいらっしゃいます。
あるいは、チームでのプロジェクトに参加しており、クライアント先の社員などと共同で作業を行っている方も少なくありません。
プログラマーの仕事は一人で完結できる案件も多いですが、チームで行う案件も珍しくないのです。
そのため、フリーランスであっても、サラリーマンと変わりないライフスタイルの方もいらっしゃいますね。
フリーランスプログラマーまとめ
プログラマーとしての力があれば、フリーランスとして生計を立てていくことは十分可能です。
また、将来性も現時点ではありますので、フリーランスを志す安定志向の方や心配性な方にも、プログラマーはおすすめできます。
フリーランスのプログラマーといっても、働き方や年収は人によって大きく異なります。
稼げるプログラマーになるためには、高いスキルの取得が不可欠です。
働き方については、完全在宅で働くことも可能ではあります。
しかし、プログラマーという仕事の都合上、「完全在宅」に拘りすぎてしまうと、仕事の選択肢が限られることも懸念されます。