いざ副業を始めようと思って調べると、たくさんのクラウドソーシングサイトがあって迷っていませんか?
今回は副業アプリの大手「クラウドワークス」「ランサーズ」「ココナラ」の3つについて比較ご紹介します。
それぞれの特徴や、比較してみたので、自分に合いそうなアプリに登録してみましょう。
目次
3つのクラウドソーシングサイトの概要
ざっくりとですが、それぞれのサイトの概要をまとめてみました。
どれも会社のカラーがあって、独自のサービスを展開しています。
クラウドワークス
国内最大規模の副業アプリ「クラウドワークス」では、2020年9月の時点で424万人のユーザーと69万社の企業が利用しています。
2020年クラウドワークス内でやり取りされた契約額は、なんと152億円!
登録者の数だけでなく、これだけ取引がさかんにおこなわれているアプリです。
ランサーズ
2008年4月からスタートしたランサーズは、クラウドワークスについでの業界大手のクラウドソーシングサイトです。
設立10年目の節目には「満足度」と「リピート率」で業界ナンバーワンを獲得。
とくに注目したいのが、フリーランス向けの保険や融資、コミュニティといった総合支援をおこなっていることです。
ココナラ
「スキルを売り買い」をコンセプトに、ユーザーの知識や経験をオンライン上で取引をおこなう「ココナラ」
クラウドソーシングサイトではありますが、感覚としてはまさに、スキルマーケットです。
2012年にできたサービスで、まだ10周年をむかえていない若いサイトですが、口コミから徐々に広がりをみせています。
今では登録者数190万人に増え、勢いにのっているサイトです。
3つのクラウドソーシングサイトの比較
お金を稼ぐためには、「稼げるサイトなのか?」が重要ですよね?
案件の総数や、ユーザーの数、取引にかかる手数料など、気になる項目について、クラウドワークス、ランサーズ、ココナラの3つのサイトを比較してみました。
手数料について
2021年4月時点では、どのサイトも登録は無料でできます。
とはいえ各サイトのシステムを利用するとき、システム手数料と引き落とし手数料の2つがかかってきます。
さっそく具体的な金額をみていきましょう。
システム手数料
システム手数料とは、報酬に対してかかってきます。
1,000円稼いだとすると、そのうちの数%はシステム手数料として、自動的に引かれる仕組みになっています。
クラウドワークスとランサーズはいっしょの割合ですが、ココナラだけ若干高めの手数料に設定されているのが分かります。
システム手数料 |
|
クラウドワークス |
10万円未満:20% 10万円~20万円未満:10% 20万円以上:5% |
ランサーズ |
10万円未満:20% 10万円~20万円未満:10% 20万円以上:5% |
ココナラ |
5万円未満:25% 5万円~10万円未満:20% 10万円~50万円未満:15% 50万円以上:10% |
引き落とし手数料
稼いだお金を引き落とすときにも、引き落とし手数料がかかってきます。
せっかく稼いだお金、引かれるなら少ないほうがいいですよね?
その点、ココナラでは売り上げが3,000円以上で手数料が無料になるのでお得と言えるでしょう。
引き落とし手数料 |
|
クラウドワークス |
1回につき税込み500円 楽天銀行のみ税込み100円 |
ランサーズ |
一律税込み550円 |
ココナラ |
3,000円未満なら160円 3,000円以上で無料 |
案件の件数
次に見ていきたいのが、各クラウドソーシングサイトの案件数です。
いくら使いやすくて良いサイトだとしても、仕事がなければ話になりません。
そこで2021年4月9日の案件総数を、各サイト調べてみました。
やはり国内最大規模のクラウドワークス、件数も多いですね。
対してココナラの仕事案件が少ないのは、仕事を探すというより「自分のスキルを売る」といった方向性だからでしょう。
依頼の受付数でいうと318,243件ヒットしましたので、リアルタイムのユーザー数の多さがうかがえますね。
案件数 |
|
クラウドワークス |
8,881件 |
ランサーズ |
5,813件 |
ココナラ |
611件 |
登録者の件数
次に各サイトのユーザー数を比較してみました。
ランサーズの件数を調べたところ、公開していないようなので広告の数字を引用しています。
直近の業績をみると2017年から今年までお右肩上がりで伸びていることと、案件数の多さから、クラウドワークスほどではないにしろ会員数はたくさんいると考えられます。
ココナラにいたっては、まだ若いサービスなので今後の動きに注目したいですね。
ユーザー数 |
|
クラウドワークス |
424万人(2021年9月) |
ランサーズ |
110万人以上(?) |
ココナラ |
170万人(2020年12月) |
3つのクラウドソーシングサイトのおすすめポイント
最後に各サイトのおすすめポイントをみてみましょう。
それぞれの会社の味が出ていますが、実際に3つのクラウドソーシングサイトを利用してみて、いいなと思ったことを紹介します。
携帯からでも見やすいクラウドワークス
クラウドワークスのアプリはとても優秀です。
WEB版でも利用できますが、アプリだと外でちょっとした空き時間にいじれるので便利です。
特筆したいのが、応募した案件と契約できた案件のメッセージ欄がわかれているため、やりとりするクライアントが増えてもわかりやすいサイト設計になっています。
レベルアップを感じられるランサーズ
他のサイトでも評価制度はありますが、ランサーズの評価制度は独特です。
評価をえたユーザーは認定ランサーといわれ、公式から表彰されます。
ランサーズを使う方の中には、認定ランサーを目指している人も少なくありません。
腕試しするならココナラ
ココナラのメインは、自分のスキルを販売できるサイトです。
そのため中級者・上級者向けのサイトともいえるでしょう。
例えばクラウドワークスで案件をこなしていて、「実際のところ自分はどれくらいのレベルなんだろう」と疑問に思ったことはありませんか?
そんなときは、ココナラで自分の腕試しに使ってみましょう。
クラウドワークス、ランサーズ、ココナラまとめ
今回はそれぞれの特徴や項目別で比較してみました。
クラウドワークス、ランサーズ、ココナラはどれも優秀なクラウドソーシングサイトです。
全て登録無料なので、3つに登録して各サイトを使い分けてもいいかもしれませんね。