「そもそもWEBエンジニアって需要あるの?」と将来性に疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?
せっかく目指すなら職業として、将来性がある職業に就きたいものです。
この記事では、WEBエンジニアの将来性や、これから先どんな人材が求められるのかをまとめました。
「WEBエンジニアになりたい」そう考えている方の背中を後押しできたらと思います。
目次
WEBエンジニアの将来性について
結論からいうと、WEBエンジニアの仕事は数年先も安定しているといえます。
1990年代後半、日本でインターネットが普及されてから今まで、ものすごいスピードでIT分野が成長してきました。
それでも世界に後れをとっているのが現状です。
巻き返しを図るためにも、今後より一層、IT分野は速度をもって成長していくでしょう。
それに伴い、WEBエンジニアのニーズは必然的に高まると予想されます。
WEBエンジニアの将来は明るい!高まるニーズ
将来性があると言われても、「本当に大丈夫なの?」と不安ですよね?
具体的に、WEBエンジニアの将来性が明るいと言える理由をあげると、大きく分けて「人材不足」と「業界の成長」の2点があげられます。
理由①慢性的な人材不足
どこの業界も人材不足で悩んでいるけど、IT業界の人材不足は年々、深刻化しています。
2019年の経済産業省の調査によると、2030年には約80万人ものエンジニアが不足するというデータがでています。
そのため年を重ねるごとに、WEBエンジニアのニーズは高まるといえるでしょう。
(出典元:経済産業省「IT人材需給に関する調査」より)
理由②IT分野の成長
日本のIT分野は世界と比べると、新しい技術を後追いする形で1歩出遅れています。
そこに人材不足も重なり、業界の成長スピードを遅くさせているのが現状です。
そんな問題を抱えている日本では、ついに2020年度から小学校でのプログラミング教育が必修化されました。
この件で、政府もIT業界に本腰をいれていることがわかります。
今後さらにWEBエンジニアの活躍の幅も広がるでしょう。
懸念すべきWEBエンジニアの将来
WEBエンジニアはニーズが高い職業でもありますが、懸念すべき材料もあります。
AIの発達による、プログラミングやテストなど、誰でもできる作業がAIにとってかわられる可能性もあります。
WEB技術は日々進化しているので、現在ある仕事や今のスキルが今後いらなくなる恐れもあるのが現実です。
常にスキルの更新が求められるでしょう。
今後こんなWEBエンジニアが求めらる!特徴3つ
では今後顧客ニーズをみたすためには、どのようなことを身につけたらよいのでしょうか?
5年後も10年後も必要とされるWEBエンジニアになるため、おさえておきたいポイントはこちらです。
最新のプログラミング言語に対応できる
去年は主流だった言語が、今年は古いとされるくらいIT分野のトレンドは常に変わっていきます。
まるでファッション業界のようですね。
いちはやく求められるスキルを提供できるWEBエンジニアは、企業からの評価も高いでしょう。
プラスアルファのスキルを習得する
WEBエンジニアとしてプログラミング言語のスキルである、HTMLの知識があるのは当然です。
そこに付加価値を提供できる人は、他のエンジニアとの差別化がはかれるため、ニーズも高まるでしょう。
例えば、「illustrator」や「Photoshop」といった、WEBデザイン系のスキルもアピールできると自分の強みになるはずです。
コミュニケーション能力
クライアントあってのWEBエンジニアです。
相手の要望を聞き出すには、対話力と傾聴力が必要になってきます。
またチームで動くエンジニアの仕事は、仲間との意思疎通も大事です。
そのため求められる人材になるためには、コミュニケーション能力が高いほどいいでしょう。
「ちゃんと挨拶ができる」「きちんと相手の話を聞く」「問い合わせには即返信」このような基本的なところを押さえておきましょう。
未経験者からでもWEBエンジニアになれる
WEBエンジニアになるには、特別な資格も学歴もいりません。
稼げるようになるには、それ相応の学習が必要になりますが、未経験者募集の求人も数多くあります。
「WEBエンジニアに興味はあるけど、何も知らないまま転職はちょっと……」としり込みをする方もいるでしょう。
まずは関連の書籍がたくさん発行されているので、1冊購入して勉強をしてみましょう。
ある程度スキルが身についてきたところで、副業アプリから実際に仕事を受注してみるのも、自分にWEBエンジニアの適性があるか知れるのでいいかもしれません。
WEBエンジニアは、まだまだ成長段階の職業といえます。
業界自体、今もなお進化している最中の勢いのある分野です。
従って未経験者にも広く窓口があいています。
もちろんスキルアップすると自分だけの力で、上を目指すことだってできるでしょう。
WEBエンジニアの将来を担うのは、あなたかもしれません。