スマートフォンが普及したことから、今ではほとんどの人がインターネットで様々な記事を読んでいます。
ニュースや趣味に合ったものなど、そういった記事を書いているのがwebライターという職種になります。
現在ではwebライターは身近な職業であり、多くの人が本業・副業問わずwebライターとして記事を執筆しています。
それではそのwebライターの仕事内容、実際の収入、生活面などはどのようになっているのか?
興味を持っている人も多いと思うので、ここで解説していこうと思います。
目次
webライターの仕事内容
webライターは記事を書くのが仕事のメイン
ライターというと、記事を書く以外にも、取材でどこかに出かけたり、インタビューに行ったりしている印象があるかもしれません。
しかしwebライターの場合、大半はPCの前で与えられたテーマに沿う形で、記事を書くことだけが仕事となります。
仕事の際に必要な調べ物も、インターネットや書籍を参考にして書くのであまり動くことはありません。
記事の執筆に集中するのが多くのwebライターの仕事となります。
webライティングの仕事案件は自分で取ってくる
webライターでありながら、社員として働いている人はあまり多くはいません。
大半がフリーランスとして会社に所属せず、自営で働いている人が多い職業です。
黙っていても仕事が会社から与えられる訳ではないので、自分から能動的に仕事を提案し、獲得する必要があります。
現在はランサーズやクラウドワークスといった、クラウドソージング専門の仕事募集サイトがあります。
多くの人はそこで案件を受注し、仕事相手と信頼関係を築いていきます。
稼げる?webライターの年収は?
webライターの平均年収は低い?
webライターの平均年収は、250万〜350万円ほどと言われています。
これは一般的な会社員と比べて、だいぶ低い平均年収であると思われます。
webライターの平均年収が低い理由として、年収100万以下のwebライターがとても多いことが挙げられます。
これはwebライターとして仕事を始めるにあたって、資格や特殊なスキルが必要ないことが理由として挙げられます。
そのため間口が広く、仕事を初めてまもない初心者webライターがとても多く存在しているのが平均年収に表れています。
稼げる人に至っては、年収1,000万円を超える人もいます。
なので、平均年収だけ見て儲からなそうと考えてしまうのは少しもったいないと私は思いますね。
webライターの収入は安定しにくい
webライターに限らずフリーランスとしての仕事全般がそうですが、初めのうちは特に収入は安定しません。
実績が無いうちは、低単価の案件しか受注できないことが多いからです。
そしてせっかく獲得した仕事も不定期であり、まとまった仕事が貰えるとは限りません。
また、正社員と違って相手の事情ですぐに仕事案件がなくなることもよくある話です。
せっかく軌道に乗ってきたと思った仕事が、次の月にはなくなってしまう、という恐怖とも常に戦わなければなりません。
webライターには限りませんがフリーランス特有の悩みですね。
webライターの生活はどんな感じ?
生活上のメリット
会社での仕事とは違い、多くの束縛から開放されているのがフリーランス生活の一番のメリットです。
好きな時間に起きて、好きな場所で仕事をすることができます。
納期さえ守れば、仕事の合間に日中で散歩をしたり、疲れたらベットで横になるなど、いくら休憩をとっても全てその人の自由です。
通勤時間もありませんし、人間関係のイザコザも最小限です。
仕事の取捨選択も自由なので、どうしても嫌な仕事は受けない自由があります。
自分好みの生活を行いたい人には、理想的な環境といえるかもしれません。
ほかに介護や子育てなどの事情で、家庭で仕事をしたいという人にもうってつけの仕事形態でもあります。
住む場所も自由なので、家賃の低い山奥に住むもよし、海外で暮らすもよしと、多様な生活環境で生活できるのが魅力です。
webライター生活のデメリット
仕事は常にあるとは限らず、単価もまちまちなので、収入面が安定しないということがとにかく大変かと思います。
そのため独立する前にちゃんと貯金をしておくなど、まとまったお金を準備してから独立することをお勧めしておきます。
また毎日ひとりで延々PCの前に座って仕事を行うことに耐えられないと、辛いかもしれません。
話し相手がいないと駄目な性格だったり、じっとしているのがとにかく苦手という人は、対策が必要となります。
たとえば普段から家に家族がいたり、インターネット上で話せる友達がいたりすれば孤独は解消できます。
じっとしているのが苦手な人は、定期的に散歩や運動を心掛けるようにしましょう。
まとめ
webライターという仕事内容、年収、生活のメリットとデメリットについて見ていきました。
フリーランスというと、なんとなく気楽な雰囲気で仕事をしてるのかな、と想像している人も多いかと思います。
しかし全ての仕事がそうであるように、大変なことや過酷な現実ももちろん用意されています。
webライターに興味のある人は、向いているかどうか試すために、まずは副業という形から初めてみると良いかもしれませんね。