テレワークで仕事を行う人が増えてきている現在、家で仕事をしている合間に副業をやってみたい、と思う人が増えているようです。
そんな中でもwebライターという仕事は資格が必要ありません。
プログラミングができたりイラストが書けたりといったような特殊なスキルも必要ありません。
なのでwebライターは、未経験の人でも初めやすいという理由で注目されてきています。
それでは、副業でwebライターの仕事をおこなった時、他の副業と比べてどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
その辺りを見ていきましょう。
目次
副業webライターのメリット
すぐに始められ、自由な時間に仕事ができる
webライターは業界未経験から始める人が非常に多い職種です。
思い立ってから参考書を買い、専門の勉強をするといった必要はありません。
すぐにでもライターの仕事を募集しているサイトに応募し、依頼を受けることが可能です。
またテレワークを経験したことのある人ならもうご存知かと思いますが、家での仕事は通勤も必要ありません。
納期さえ守れば好きな時間に起きて、好きな時間に仕事をおこなうことができます。
仕事の仕方として非常に融通が効き、リラックスした気持ちで仕事をおこなうことができます。
仕事量も自分ができる範囲内だけ、という形で引き受けることができます。
自分でしっかり仕事量を管理さえしておけば、オーバーワークにならずゆとりを持って仕事に取り組めます。
webライターは量をこなすだけ稼ぐことができる
一般的な会社の給料は、仕事量にかかわらず毎月固定されています。
しかし副業でwebライターの仕事を受けた場合、書いた記事の量だけ報酬を得ることが可能です。
最初はひとつの記事を書くにも、調べ物が多く、文章表現に慣れていなくて、多くの時間がかかるかもしれません。
しかし慣れてくると、初めの数倍以上のスピードで記事を量産していくことが可能になります。
いつもだったら寝たりするだけの休日が、頑張った分だけ報酬が手に入る様になり、大きなやりがいが感じられる人も多いことでしょう。
副業webライターのデメリット
初めはキツく、辞めてしまう人が多い
webライターは資格やスキルが必要ないので誰でも始めることができると書きました。
しかし、誰もが仕事を続けていくことができるかというと、実際にはそうではありません。
調査によると、webライターを初めては見たものの、すぐに辞めてしまう人は全体の80%程となっているようです。
なぜすぐに辞めてしまうのか?
その理由として、初めは貰える報酬が執筆に掛けた時間に見合わない、ということがあります。
現在は未経験でも、すぐに仕事に応募できる環境がインターネット上に整っています。
その中には、初心者でも歓迎という案件も数多くあります。
しかし未経験を対象とした仕事の殆どは、1文字0.3〜0.5円辺りのものばかりとなります。
一般的なプロとしての仕事の単価は1.0〜3.0円あたりが相場です。
そのことを考えると、1文字0.3〜0.5円は非常に低単価であると言わざるを得ません。
そして慣れないうちは、低単価な記事を書くにしても、事前に調べなければいけないことが多く、非常に時間がかかってしまいます。
日本語として正確な表現を心掛けるのも難しいので、ひとつの記事を書くのに丸一日かかったとしても、何も不思議はありません。
安定してくれば、後々普通に稼げるようになってきます。
しかし最初は、丸一日かかってできた仕事の報酬が子供のお小遣い程度になることも多いです。
その報酬が続けば、多くの人が稼げる様になる前に諦めてしまうのは、何も不思議ではありません。
テレワークということもあり、修正などが多い
基本的にwebライターの仕事の連絡は、メールとチャットツールを使って行います。
クライアントと会うのはもちろん、電話連絡を行うことも非常に稀なこととなります。
そうした文章だけのやりとりをおこなっていると、伝達ミスや誤解による話の食い違いなどが頻繁に起こります。
慣れないうちは何度も記事の修正要求がくることもよくあります。
文章がひとつ完成するまでは報酬は入りませんし、何度修正を重ねても貰える報酬の額は同じです。
軽い気持ちで副業として仕事を行うと、何度も修正作業を重ねていくうちに心が折れてしまうかもしれません。
まとめ
副業としてwebライターを始めることの、メリットとデメリットを紹介しました。
本記事に書いたように、webライターは副業として始める敷居はとても低いものの、仕事を続けていくには相応の努力が必要となります。
特に初めは記事の質を高めるために、安くともいろんな案件に手を出して、スキルを磨いて実績を作っていく必要があります。
そのような時期を乗り越えることができれば、安定して立派な報酬を貰うことも十分に可能です。
なので興味のある人は、まずはお金のことを気にせずチャレンジしてみたらどうでしょうか!